動物衛生看護科〔採血は保定が命!〕フジブロ
約2ヶ月ぶりの更新…
ご無沙汰しております。『フジブロ』です
気が付くと季節は秋から冬へと
気が付くと地下鉄東西線も開通してしまいました。
人間一度サボってしまうとサボり癖がついてしまいますね…
あっ、決してフジブロをサボっていたわけではないのですが…
申し訳ございません。サボっておりました。この場を借りて謝罪申し上げます。
さて、そんな感じで今回のフジブロでは1年生の『動物臨床検査学実習』を紹介します。
この日の動物臨床検査学実習は1年生初の血液検査実習です。
血液検査は動物病院で非常に重要な検査です。
もちろんこの検査で使用するのは血液です。
そのためには採血が必要です。
そして採血するためには、動物看護師の『保定』が必要になります。
保定についてはこちらを見てくださいね!
この日の為?に看護実習で入念に保定の練習を行ってきました。
今回は採血時の保定にフォーカスを当てて見ていきましょう
まずは、今日の実習に協力してくれるワンちゃんたちの身体検査からはじめます。
体温測定や聴診、脈拍など基本的なバイタル項目を確認します。
股動脈を触って脈拍チェック!
胸部を触って呼吸数のチェック!
お尻から体温計を入れて体温チェック!
そしてそれぞれの検査項目をカルテに記録します。
身体検査が終わった後は各自保定の最終確認をして…
髙橋君、この日は熱が出ていたのですが冷えピタを貼って頑張っております
いざ採血!
今回は橈側皮静脈(前肢)と外側伏在静脈(後肢)から採血します
まずは橈側皮静脈。
そして外側伏在静脈!
採血した血液検体は溶血しないように適切に処理します。
※溶血とは血球成分が壊れてしまうことで、溶血した血液は検査には適しません。
さぁ!
他のグループも見ていきましょう
木村さん。ナイス保定!ローラちゃんに鍛えられただけはありますね(笑)
採血後の止血はしっかりとね!
血液が固まらないように転倒混和、転倒混和。
ヘマトクリット管にも血液を注入!
大江さんが保定しているミニチュアシュナウザーは飼育管理科アドバイザー笹山さんのモモちゃんです!
今回の実習に協力してくれましたー
笹山さん、モモちゃんご協力ありがとうございましたー(^^)/
阿部さん!ナイス分注!
橈側皮静脈!
外側伏在静脈!
分注!
忘れちゃいけない、消毒。消毒。
橈側皮静脈!
外側伏在静脈!
このポメラニアンはドッグトレーナー科アドバイザー安住さんのとめちゃんですね!
安住さんとめちゃんもご協力ありがとうございます(^^)/
引き続き、分注!
橈側皮静脈!
外側伏ざいjy
いや!これは頸静脈(首)からの採血です!
そして分注!
こうして皆さん無事採血を終えることができました。
私も保定をしているみんなをヒヤヒヤしながら見ていましたが、初めてとは思えないくらい上手でしたよ(^O^)
看護実習でもお話しましたが『採血は保定8割』と言われるくらい保定が重要です。
(まぁ、採血に限ったことではありませんが…)
これからも色んなワンちゃんで練習を重ねて自分だけの保定法を確立してくださいね!
では、最後に動物衛生看護科が誇るアイドルのアップでお別れしたいと思います。
またねー(ΦωΦ)!!
工藤きゅんステキヨ