動物看護実習Ⅱ~血液検査~【後編】

2020/06/16


みなさん、こんにちは!

お待たせしました!【後編】は…

いよいよ血液検査です!

前回は、2年生の動物看護実習Ⅱ 血液検査での採血の保定までお伝えしました。

ワンちゃんたちも学生さんに上手に保定をしてもらって頑張っていました(^^)

動物にとっても苦手な採血は、ストレスをかけずに出来るだけ短時間で済ませてあげたいですね!

動物看護師にとって、保定の技術だけでなく、検査項目を正確に測定し、判断するために必要な知識を身に付けることもとても重要です。

それでは、検査の様子をご覧ください(*^^*)

採血管への分注

採血後の血液は、固まらないようにEDTA管と呼ばれる専用のチューブに入れます。
※EDTA…血液抗凝固剤(血液が固まらないようにする薬です)

転倒混和


すばやくフタを閉め、血液抗凝固剤と血液が良く混ざるように混和します。
※これを転倒混和といいます!

CBC検査

自動血球計算器に検体をセットして。。
測定スタート!!

結果が出るまでの間、その他の検査の様子を見てみましょう(*’ω’*)

ヘマトクリットリーダーを使って測定しています。
ヘマトクリット…血液中の血球が占める割合のこと。血球は主に「赤血球」です!
血液の濃さ」を表しているんですね(^^)!
こちらは、比重計を使っていますね(*‘∀‘)
目盛りを読み取りましょう!

それぞれの検査をスムーズに進められていますね☺

検査結果報告

検査結果はしっかりとカルテに記入します!
測定した数値が正常かどうか先生に報告しましょう!

動物病院では、来院する動物の症状に合わせて様々な検査が行われています。

血液検査は、【前編・後編】でお伝えした「CBC検査」の他にどんな検査が行われているのでしょうか?(*’ω’*)

血液検査には、どんな検査がありますか?

  • CBC検査
  • 生化学検査
  • 犬のフィラリア症 検査
  • 猫白血病ウイルス感染症 検査
  • 猫免疫不全ウイルス感染症 検査 など

※これらの検査は、専用の機械や検査キットを使用します。

学生の皆さんもそれぞれの検査方法をしっかりマスターして、正確な結果が測定できるように頑張りましょう(^^♪

実習の後は、おやつをもらってご機嫌のワンちゃんたちでした~♪

それではまた(^^)/