ハムスターは人気者
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多くの人々から愛されるハムスター
ハムスターがペットとして認識され始めたのは1960年代以降ですが、90年代後半にはハムスターを主役にしたアニメも影響して爆発的な人気になりました。
みなさんも例のアニメ、ちょっとはご覧になったことがあるのではないでしょうか。わたくしは当時ペットショップで働いていたのですが微塵も観たことがありません笑(もう大人だったので)
見ていて飽きない愛くるしいしぐさ
人気の理由のひとつが愛くるしい仕草ではないでしょうか。ご飯を食べている姿、寝ている姿、起きる姿、遊んでいる姿、、、その一挙手一投足がいちいちめんこい。
写真は大好きなニンジンを食べているところですが、ハムスターはその場ですぐにご飯を食べることはあまりしません。一度、頬袋にため込んでから安心できる巣穴や寝床に持っていって食べるのが一般的です。その食べ物を「ため込む」姿からドイツ語の古語「hamstern(ハムステルン)」から「hamster(ハムスター)」と呼ばれるようになったそうです。※諸説あります
学校では様々な種類と数のハムスターを管理しています
実習授業ではハムスターの年間をとおしての飼養管理の実践に加えて適切な持ち方や保定(動かないように抑える)方法などについても学んでいます。
一般的に流通しているゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスター、ロボロフスキーハムスターなどを実習室では数多く飼育しています。
はじまりは1匹のゴールデンハムスターから?
最初にハムスターとして認知され発見、育成されたのは1930年にシリアで発見された1匹のメスとその子供です。その子供たちが増えに増えて1970年に新たにシリアでゴールデンハムスターが発見されるまでの間、その子孫らが世界中に広がっていったのがペットハムスターの始まりといわれています。(ちなみに日本にやってきたのは1939年、世界が第二次世界大戦に突入しようとしていた混乱のさなか、実験動物(虫歯の研究のため)として輸入されてきたというのが有力な説です。)
2年生の授業で繁殖の実践をします
繁殖をする時にやってはいけないこと、その一つが「無計画な繁殖」です。生まれた子を「まぁ。生まれたから飼えばいいやー」くらいの気持ちで繁殖をさせてはいけません。飼育管理科の2年生が繁殖の実践をしたいと来たので授業でやろうと話していますが、まずは産子数の予想と学校に残す子の数、そして引き取り手をしっかり見つけてから行う予定です。もし、ブログをご覧の在校生で「生まれたら欲しいっ」という学生さんいらっしゃいましたら飼育管理科のまなぶまでお声がけください(ت)
小さな体に大きな存在感
犬や猫、ウサギやモルモットと比べればとても小さく、寿命も2年から3年と決して長くはありません。ですが、長きにわたりペットとして愛されているエキゾチックアニマルの代表種であるハムスター。その魅力は飼ってみないと分からないものなのかもしれませんね。
ってことで本日のベストショッ【わても入れてや】
兄妹たちに居場所を奪われ中に入ることのできない哀愁漂うキンクマさんの背中笑
ではでは
【第1回 総合ペットの先生クイズ】
問題、今年のお正月の真夜中に、手水舎にて高速で心身をお清めしているこの先生、いったい誰でしょうか。
分かった方はどうぞ本人に正解かどうか聞いてみてください笑
飼育管理科でした(ت)