動物看護実習Ⅰ~耳垢検査~
みなさん、こんにちは(^^)/
最近は涼しく過ごしやすい日が多くなりましたね!
日によって気温の変化があるので、体調を崩さないように気をつけましょう👍
さて、今回は1年生の動物看護実習の様子をお伝えします♫
授業内容は『耳垢検査』です!
動物病院には、お耳の症状で来院するワンちゃんも多くいます!
特に多いのは『外耳炎』と呼ばれる病気です。
『外耳炎』とは
耳の穴の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道で炎症が起こっている状態のことです。
ワンちゃんの外耳炎の代表的な症状は、【耳をかく行動】です。
いつもより頻繁に耳をかき、その時間が長い場合や耳垢が増える、耳から臭いがする、耳の穴周囲が赤く腫れることも、症状のひとつです。
学校のワンちゃんたちのお耳はどうでしょうか?
さっそく耳垢を採取して顕微鏡で検査してみましょう!!🔬
まずは標本作製です!!
観察する時に細菌や真菌(カビ)を見やすくするための染色液で着色していきます!
その他、ミミヒゼンダニという外部寄生虫がいないかもチェックします!
みんな上手に標本を作れたかなー(*‘∀‘)??
顕微鏡でしっかり観察していますね!
こちらが皮膚や粘膜の常在菌の『マラセチア』です。異常繁殖することで外耳炎を引き起こします!
雪だるまのような、ひょうたんのような形をしているのが特徴です⛄️
学生たちも真剣に実習に取り組んでいました!!
顕微鏡の使い方にも慣れてきましたね〜✨
もしワンちゃんが、耳を痒がったり、気になる症状がある時には動物病院を受診しましょう!
『外耳炎』の場合には、適切なケアや治療が必要です。
動物看護師として、何が正常で、何が異常なのか気がつく事が出来るようになるのもとても大切です!
繰り返し学習することで動物看護師として求められる力を伸ばしていきましょー(*´∀`*)
最後に…
~実習準備の様子~
実習を行う際の準備や片付けを積極的に行っていました!!
コミュニケーションを取りながら協力して作業を行うことも大切ですよね✨
次回もお楽しみに(^^)/♫