1年次
生命倫理・動物福祉 |
生命倫理の考え方及び動物愛護・動物福祉について学ぶ。 |
動物形態機能学 |
動物の生命維持の仕組みを形態学、機能学、生化学の面から学び、生命体としての動物を細胞、組織、臓器レベルの各階層で理解するとともに、病的変化について学ぶ基盤を確立する。 |
動物看護学概論 |
獣医療の歴史や愛玩動物看護師の職業倫理について学び、専門職としての社会的責務を理解し職業意識を形成する。 |
動物病理学 |
様々な疾病が組織や臓器にもたらす変化を学び、病態について理解する。 |
動物感染症学 |
微生物や寄生虫の分類、生物学的特性、伝播様式や発病のメカニズムについて学び、 検査や診断、衛生管理、予防・治療法など感染症対策の基礎について理解する。感染防御に関わる免疫学の基礎について理解する。 |
動物内科看護学 |
内科診療の補助に必要な基礎知識を学び、身体検査、採血、投薬、輸液、輸血、画像診断に必要な検査、所見の記録等について理解する。 |
動物医療コミュニケーション |
事前問診、入院動物の容態説明、院内における他のスタッフとのコミュニケーションの基礎について理解する。 |
愛玩動物学 |
愛玩動物の歴史や品種、使役動物の歴史や役割、適切な飼養管理方法について理解する。 |
適正飼養指導論 |
愛玩動物の効用や飼養目的等を理解した上で、適正飼養の推進活動、災害時の危機管理のあり方、動物愛護管理行政の仕組みについて理解する。 |
動物形態機能学実習 |
動物の身体の形態と機能を、骨格標本や臓器模型、主要臓器の組織像などを通じて学ぶ。 |
動物内科看護学実習 |
内科診療に必要な手技など、動物内科看護学で学んだ知識の実践力を習得する。 |
動物看護総合実習 |
実際の動物診療施設で診療業務に参加し、これまでに学んだ学習内容を統合する。診 療施設の概要や機能、獣医師との連携、飼い主とのコミュニケーション、愛玩動物看護師としての役割や責任について理解し、実務能力を修得する。 |
愛玩動物飼養管理学 |
2級愛玩動物飼養管理士認定試験の合格を目指します。
動物関係法令や動物愛護運動史、保健衛生、公害問題、動物の疾病予防、管理士の社会活動、各種動物の飼養管理、犬猫のしつけ等の知識を体系的に学びます。 |
ビジネスマナー |
社会人として必要なビジネスマナー(一般常識、職務知識、マナー・接遇等)について全般的に学びます。また、ビジネス能力検定試験の対策にも取組みます。 |
グルーミング実習 |
犬の健康管理に繋がるグルーミングを、実習をとおして学びます。同時に犬の健康管理方法や皮膚身体的特徴を学ぶことにより、犬に対する生態の理解を深めます。 |
ビジネスソフト実習 |
「Microsoft Word」を使用しての文書作成、広告作成をとおして、パソコンの基本操作を習得します。また、文書処理能力検定試験(ワープロ)の対策にも取組みます。 |
2年次
動物栄養学 |
5大栄養素やその代謝など基礎栄養学を学ぶとともに、ライフステージや疾患ごとの違い、各種療法食の特色や給餌方法などを修得する。 |
比較動物学 |
飼養動物や野生動物の概要を理解するとともに、産業動物の歴史や品種、飼養管理法、 実験動物の品種や飼養管理法、動物実験との関わり、日本の野生動物の種類と保全、動物園などの展示動物の個体・群管理について学ぶ。 |
動物看護関連法規 |
動物看護に関連する基本的な法規について学び、社会における愛玩動物看護師の役割を理解する。 |
動物愛護・適正飼養関連法規 |
動物の愛護及び適正飼養に関連する様々な法規について学び、人と動物の共生のあり方等を理解する。 |
動物臨床看護学総論 |
動物看護過程の一連のプロセスを学び、事例ごとの個別性に重きを置いた動物看護の基本的な考え方を修得する。 |
動物臨床看護学各論 |
様々な疾患の病態生理を理解し、それによって引き起こされる症状や必要な処置、治療に関する基本的な知識を学ぶ。各々の機能障害を持つ動物に対してどのような看護を提供すべきか、評価と介入の方法について理解する。 |
動物臨床検査学 |
様々な臨床検査の原理や方法、意義について学び、検体や測定機器の正しい扱い方について理解する。 |
人と動物の関係学 |
動物が人間社会で果たしている役割やその背景・歴史について学び、人と動物の関係を心理学的及び社会学的側面から、その実態、課題等を含めて理解する。 |
動物臨床検査学実習 |
検体検査に必要な手技や機器の扱い方など、動物臨床検査学で学んだ知識の実践力を習得する。 |
動物外科看護学実習 |
手術準備や術中・術後管理、麻酔準備や麻酔監視、手術の補助、救急救命など、動物外科看護学で学んだ知識の実践力を修得する。 |
動物愛護・適正飼養実習 |
動物の飼養管理に関する基本的な取扱いや飼い主とのコミュニケーションなど、愛 護・適正飼養学に関連した科目で学んだ知識の実践力を習得する。 |
小動物飼育実習 |
エキゾチックアニマル(ウサギ、ハムスター、フェレットなど)の飼育管理法や保定について学びます。 |
3年次
動物繁殖学 |
繁殖に関わる形態と機能を学び、妊娠・分娩と新生子管理、遺伝学の基礎知識を修得する。 |
動物行動学 |
犬や猫の種としての行動様式の特徴を学び、問題行動の原因と対処、予防法を理解する。 |
動物薬理学 |
代表的な薬物の体内動態と作用機序、臨床応用及び副作用について学び、動物の疾病の診断や治療にどのように用いられるかを理解する。 |
公衆衛生学 |
環境及び食品衛生、疫学、人獣共通感染症について学び、人の健康の維持・増進や疾病予防への応用について理解する。 |
動物外科看護学 |
外科診療の補助に必要な基礎知識を学び、術前準備から術中補助、術後管理までの周術期の流れを系統的に理解し、安全な手術の実施に必要な知識を修得する。 |
動物生活環境学 |
動物の行動様式を理解した上で、家庭等における飼養環境の整備、ペット共生住宅、ペットツーリズム関連施設、ドッグラン、保護収容施設、ペットの教育・訓練施設及び 動物介在教育施設の整備・管理の方法、ペットの事故やケガ等のリスクを除去・軽減するための方法や飼育マナーについて学び、人とペットとの共生のための生活環境のあり方を理解する。 |
ペット関連産業概論 |
ペット関連産業に従事する者としての職業倫理・行動倫理を理解するとともに、ペット飼養のニーズや形態、ペット関連産業を構成する業種の概要、動物取扱業における動物取扱責任者としての実践的知識や手法を学ぶ。 |
動物臨床看護学実習 |
動物看護過程や疾患別の看護など、動物臨床看護学で学んだ知識の実践力を習得する。 |
愛玩動物看護師
国家試験対策授業 |
愛玩動物看護師試験の合格を目指し、模擬試験や解答解説などを行います。 |
※上記カリキュラムは予定ですので変更になる場合があります。