輸液管理実習

2017/12/01


みなさんこんにちは
動物衛生看護科です。

気が付くと12月ですね。そして今年もあと1ヶ月ですね…

今年の流行語大賞が気になる今日この頃ですが、今回のブログに行ってみましょう~

輸液管理実習!

動物も我々人と同じように輸液(点滴)が病気の治療においてとても大切になります。
脱水の改善はもちろんのこと、身体の血液循環を改善したり電解質(イオン)のバランスを整えたりと様々なところで輸液を行います。

今回は血管から輸液を行う際の血管留置※と輸液剤のセッティングについて勉強しました。
※血管留置:点滴を静脈血管から投与する際のルートを設置すること

【豆知識】
犬や猫は人と違って、血管だけでなく皮膚の下(皮下)に点滴を流すこともあります!
もしかしたら動物病院とかで見たことがある方もいると思いますが…

さて、まずは血管留置について手技と必要な機材について学びます。

この実習のため、シュミレーション教材としてパワーアップした毎度おなじみ保定くん(血管有りver)


お分かりいただけただろうか…
保定くんの左手に透明の筋のようなものが…

お手製感がぬぐえませんが(笑)

そして、必要なものを準備するのも動物看護師の大切な業務です。


これかが血管留置に必要となるものです。

学生たちがこれらを準備し、それぞれ保定くん(血管有りver)に血管留置を行います。

今度は、輸液の準備です。
輸液パックと輸液セットを接続します。


↑これが輸液セットといわれるものです。

これを輸液パックに接続!

「あれ、ここかなー?」

「えっ?どこ??」

「あっ、ここじゃねー」

「ここだー!!」

そして、輸液の接続

はじめは悪戦苦闘しておりましたが、慣れてくるとスムーズにできていてとてもGOODです。

さらに動物病院では輸液の際『自動輸液ポンプ』というものを使用することがほとんどです。

 

輸液の流量(流す量)や流速(流すスピード)などを設定することで、安全な輸液管理のできる器械です。

まずは、輸液のラインを器械に接続します。

次に、流量などの設定をおこないます。

そして早送りをして、チューブ内の気泡を抜きます。

おっ、佐野君も一生懸命流量計算をしていますね~

とまー、こんな感じで輸液実習を行っておりました。

冒頭にもお話ししましたが、動物病院では輸液を行う機会が多いです。
その時に迅速にかつ正確に輸液準備できるようになってくださいね!

最後に…

先日卒業生が遊びに来てくれたようで…
残念ながら私は動物病院の実習のため学校に居なかったので会えなかったのですが元気そう?な写真をご紹介してお別れしたいと思います。

平成26年度卒業の大石さんと大内さん!
なんか雰囲気代わった??(笑)


平成28年度卒業の渡邉さんと目﨑さん!
2人は相変わらずですね~(いい意味でね!)

そして、真ん中でダブルピースをしている貴方
だいぶブログを温めてくれているみたいですが、年内にはその温めているブログ期待してますね。

ではでは。